道の駅「蓮如の里あわら」の完成イメージ図

道の駅「蓮如の里あわら」の完成イメージ図

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あわら道の駅「蓮如の里あわら」開業記念...蓮如上人館を主会場に催し続々

福井新聞(2023年3月9日)

 福井県あわら市は3月8日、同市吉崎で4月22日にオープンする道の駅「蓮如の里あわら」について、開業記念事業のメニューを示した。イベントの主会場は、市が道の駅の機能強化施設と位置づける、近くの「蓮如上人記念館」。同館で年間を通じた切れ目ない催しを開くことで、道の駅への来場者を初年度から増やす考え。

 この日の市会総務厚生常任委員会で理事者が説明した。

 同館を運営する本願寺文化興隆財団(京都市)の企画提案を受け、あわら市や同財団、道の駅を運営する指定管理者「アワランニング合同会社」、まちづくり団体「蓮如の里吉崎」、同市観光協会で構成する実行委を月内に立ち上げ、企画する。

 全体事業費は680万円、うち市が300万円を負担する予定。

 同館では、オープン当日の22日は徳島県無形民俗文化財の人形芝居「阿波木偶(でこ)箱まわし」が催され、23日には道の駅開業記念コンサートを予定。10月には恒例の「蓮如さんかるた大会」がある。このほか春から秋にかけ、オホーツク海の流氷の展示、京都伝統産業ミュージアムの伝統工芸品(7~8月)、明治~大正期に活躍した俳人「句佛上人(くぶつしょうにん)」の俳画展(9~10月)などを企画している。

 一方道の駅では、徳島県や京都市、北海道旭川市、紋別市といった同財団とゆかりの自治体の物産展が予定されている。

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