滝見台から望む称名滝(左)とハンノキ滝

滝見台から望む称名滝(左)とハンノキ滝

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称名滝への遊歩道、29日から通行再開 日本一の落差を間近に

北日本新聞(2023年4月29日)

 日本一の落差350メートルを誇る称名滝(立山町芦峅寺)に向かう遊歩道の通行が、29日に再開する。28日に称名平で安全祈願式があり、関係者が今シーズンの無事故を祈った。この日は、雪解け時に出現する落差500メートルのハンノキ滝も姿を現し、2本の滝が流れ落ちる壮大な景色が広がった。

 昨シーズンは雪崩や落石被害で通行再開が5月下旬にずれ込んだが、今シーズンは大型連休に間に合った。遊歩道は駐車場のある称名平から滝の間近に設けられた滝見台までの約1・3キロ。当面の通行時間は午前8時から午後5時まで。

 安全祈願式は立山・称名滝の祭典実行委員会が開き、雄山神社の佐伯睦麿宮司が神事を執り行った。同実行委会長の舟橋貴之立山町長は「今シーズンは年間を通じて大勢の方々に訪れてもらいたい」と述べた。

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