一筆啓上賞の入賞作品が並ぶ作品展=5月4日、福井県坂井市の一筆啓上日本一短い手紙の館

一筆啓上賞の入賞作品が並ぶ作品展=5月4日、福井県坂井市の一筆啓上日本一短い手紙の館

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日本一短い手紙の入賞作ずらり テーマ行燈 福井県坂井市

福井新聞(2023年5月8日)

 「挑戦・チャレンジ」をテーマにした第30回日本一短い手紙コンクール一筆啓上賞の入賞作品を並べた春の企画展「行燈(あんどん)展」が、福井県坂井市の一筆啓上日本一短い手紙の館で開かれている。入賞160編が展示され、大賞など44編は、ピンクや緑色に光るあんどんに書かれている。5月31日まで。

 丸岡文化財団が主催。作品は坂井、三国、丸岡高の書道部員が越前和紙に揮毫(きごう)した。筒型のあんどんに和紙を丸めて入れ込み、内側からLEDライトで色鮮やかに照らされている。残りの佳作116編は、壁に飾られた。

 名古屋市から来た女性は「20年ほど前に亡くなった両親を思い出した。どれも素晴らしい作品」と涙を流し鑑賞していた。

 国内外から約4万通の応募があり、今年1月に入賞作を選んだ。

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