スタンプラリーの景品となるミニチュア提灯=福井県坂井市三国町南本町2丁目の「三国提灯 いとや」

スタンプラリーの景品となるミニチュア提灯=福井県坂井市三国町南本町2丁目の「三国提灯 いとや」

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三国祭の山車小屋巡りでミニ提灯もらえる 福井県坂井市、5月20日に中日

福井新聞(2023年5月12日)

 三国祭中日の5月20日に合わせ、「三国提灯(ちょうちん) いとや」(坂井市)の提灯の18分の1スケールミニチュアがもらえるデジタルスタンプラリーが、同市三国町の旧市街地で開かれる。巡行する6基の山車小屋を巡りながら、祭りとともに三国の街並みを堪能してもらう。

 いとや3代目の小島まりやさん、同市三国町出身のプログラマーの飛田真代さん、アーバンデザインセンター坂井の元チーフディレクターの土井祥子さんの3人が企画。山車当番区をはじめ、各区の特色ある提灯文化を楽しみながら散策してもらうのが狙い。

 スタンプラリーには、三国祭のパンフレットや、岩崎、中元、上西、桜町、橋本、三国祭保存振興会の山車小屋のポスターに掲載されているサイト=QRコード=から参加できる。

 ミニチュア提灯はレジン製で、山車当番区に三國神社を加えた7種類の柄がある。長型の「高張」「堂島」と丸型の3種類で、大きさは3・5~5センチ。飛田さんが3Dプリンターで造形し、小島さんが実寸の提灯に使う塗料を使い、つまようじで一つ一つ丁寧に塗った。質感にもこだわり、精巧な仕上がり。

 全6個のスタンプを集めた人に、サミュゼ(北本町4丁目)横のテントでミニチュアをプレゼントする。先着100個限定。ほかに、提灯柄のスマホ壁紙、いとやブランド「恋みくに」グッズの電子クーポンがもらえる。

 小島さんは「祭りを盛り上げ、奥深い提灯文化を伝えていきたい」と話し、飛田さんは「伝統文化と現代の技術を掛け合わせ、時代に合った楽しみ方を提案していければ」と話した。

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