第78回県展の作品受け付けが30日、会場の県民会館であり、全6部門に846点の応募があった。前回より20点増えた。
昨年まで2日間だった搬入期間を今年は1日に短縮。この日は午前10時の受け付け開始後から創作に打ち込む人々が意欲作を運び入れた。
出品者は年代別では70代が330点で最も多く、60代以上の高齢者が全体の76%を占めた。部門別では書の402点が最多で、写真164点、洋画146点、日本画66点、工芸43点、彫刻25点だった。会員出品は前回より7点少ない130点だった。
県展は日本画と洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門からなる美術公募展。入選作を決める鑑査は6月1日、入賞作を選ぶ審査は2日に行う。会期は3~9日。県や県美術連合会、県芸術文化協会、北日本新聞社などでつくる実行委主催。