「立川志の輔写真展」が3日、富山県上市町郷柿沢の西田美術館で始まった。富山市中央通りの演芸専門ホール「てるてる亭」の誕生15周年に合わせた企画展。オープン以来、定期的に独演会を開いてきた射水市出身の落語家、立川志の輔さんの活動の歩みを伝える。会期は7月9日まで。
作品は射水市出身の写真家で、志の輔さんと小学生の頃から交流のある小杉善和さんが手がけた。同館の谷内正立館長は2008年のてるてる亭の立ち上げに携わっており、節目にちなんで展示を企画した。
表情豊かな話芸を繰り広げる志の輔さんの姿など55点を展示している。会場にはてるてる亭の舞台にある座布団も飾っている。長年、公演を撮り続ける小杉さんは「年代による師匠の変化と表情の面白さを見てほしい」と語った。月、火曜休館。北日本新聞社協賛。