加茂湖を一望できるウッドデッキに立つ藤井英樹さん=佐渡市原黒

加茂湖を一望できるウッドデッキに立つ藤井英樹さん=佐渡市原黒

新潟県 佐渡 アウトドア・レジャー

加茂湖を一望、ウッドデッキ完成 水遊びと景色を楽しもう

新潟日報(2023年6月15日)

 新潟県佐渡市原黒に、加茂湖を一望できるウッドデッキが完成した。長年加茂湖でマリンスポーツのインストラクターを務める同所の会社員、藤井英樹さん(60)が、所有するカキ小屋を改修。佐渡産アテビや杉を使用しており、マリンスポーツを楽しむ人たちに、木のぬくもりと景色を楽しんでもらいたい考えだ。

 藤井さんは会社員兼カキ養殖家として働きつつ、夏場は休日にインストラクターとして立ち乗りのボート「サップ」や、水上版スノーボードともいわれる「ウエークボード」を教えている。

 加茂湖の湖岸は道路が多く、「景色をじっくり堪能できる場所が少ない」という声を耳にしていたことから、改修を決意。県の補助金「ふるさと新潟木づかい事業」を利用し、佐渡産木材を使ったウッドデッキのある、ログハウス風の建物に仕上がった。

 1階はカキ小屋、2階は倉庫とウッドデッキになっており、今後はカキの収穫やむき身にする「カキむき」などの体験も検討中だという。藤井さんは「島内外の人に、加茂湖を遊び場として定着させたい。まずはデッキからの景色を楽しんでほしい」と話した。

 マリンスポーツは土日祝に体験可能で、サップは2時間5千円、ウエークボードは7千円から。休憩のみの利用も可能。問い合わせは藤井さん、090(7526)2641。

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