銀賞を獲得した「帆波山田錦」を手にする田中社長(左)と坂本杜氏

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魚津酒造の日本酒、全国品評会で銀賞 純米大吟醸部門

北日本新聞(2023年6月15日)

 全国で市販される日本酒の品評会「サケコンペティション」の表彰式が14日、都内で開かれ、魚津酒造(魚津市)の「帆波 純米大吟醸無濾過原酒 山田錦」が純米大吟醸部門で銀賞に輝いた。県内の酒蔵では唯一の受賞だった。

 品評会は、東京の酒販店などが中心となって2012年から開いて9回目。今回は「純米酒」「純米吟醸」「純米大吟醸」「スーパープレミアム」の4部門に計千点が出品された。

 魚津酒造の帆波山田錦は、純米大吟醸部門の出品333点から上位10%に当たる入賞33点の一つに選ばれ、金賞(1~10位)に次ぐ銀賞を獲得した。

 魚津酒造は昨年12月、看板銘柄「北洋」で知られる本江酒造が事業承継に伴って改称。今季は新ブランドとして帆波を展開し、シリーズ9種類を販売した。田中文悟社長と坂本克己杜氏(とうじ)は「1年目での受賞は自信と励みになり、『魚津』の名をPRできたこともうれしい」と話した。

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