入善町の下山八幡社の滝開き祭りが同町下山であり、地元住民が無病息災を祈って滝に打たれた。
神職が拝殿で神事を執り行い、境内の八幡滝を清めた。地元の女性4人が手を合わせ、高さ約5メートルから流れ落ちる水を体で受けた。女性たちは終了後「新型コロナがこのまま収まり、地域の無病息災が続くことを一心に願った」と振り返った。大天狗の踊りや獅子舞の奉納もあった。
八幡滝は、近くの湧き水が病気に効き目があると伝わったことにちなみ、地区住民が1957年につくった。滝は11月まで水を流す。祭りは北日本新聞社後援。