あどけない表情で観客の方に視線を向けるゴマフアザラシの子ども=7月11日、上越市

あどけない表情で観客の方に視線を向けるゴマフアザラシの子ども=7月11日、上越市

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ゴマフアザラシの子どもすくすく成長中・新潟上越市の水族館「うみがたり」

新潟日報(2023年7月14日)

 新潟県上越市五智2の市立水族博物館うみがたりで、2023年3月に生まれたゴマフアザラシの子どもの一般公開が始まった。プールの底で目を閉じてうずくまったり、体をくねらせながら泳いだりする姿に人気が集まっている。名前はまだなく、うみがたりは今後、子どもの愛称を募集する予定だ。

 ゴマフアザラシの子どもは3月11日に生まれたメス。約4カ月間で体長は大人のおよそ半分となり、体重は約20キロ増えて30キロほどに成長した。

 環境に慣れるまでバックヤードで飼育されていたが、 7月7日から親と同じ水槽に移った。観客に興味を示して近くに寄ってくるなど好奇心が旺盛。泳ぎも日に日に上達し、うみがたりスタッフの村上真衣さんは「国内最高齢の40歳のジローと一緒に泳ぐ様子など、ここでしか見られない姿や今のあどけない表情を楽しんでほしい」と話す。

 埼玉県から家族で訪れた小学4年の女子児童(9)は「小さくてかわいかった。近くに来てくれたので写真も撮れた」と喜んでいた。

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リンク
上越市立水族博物館 うみがたり|上越市立水族博物館 うみがたり https://www.umigatari.jp/joetsu/
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