書道パフォーマンスの練習に励む女将の会メンバーら=7月19日、福井県あわら市の芦原温泉旅館協同組合会館

書道パフォーマンスの練習に励む女将の会メンバーら=7月19日、福井県あわら市の芦原温泉旅館協同組合会館

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新幹線開業向けあわら温泉の女将ら気合の書 9月に半年前催し

福井新聞(2023年7月20日)

 福井県あわら市の芦原温泉旅館協同組合女将(おかみ)の会と青年部は9月、北陸新幹線のJR芦原温泉駅開業半年前イベントとして、同駅西口のアフレアで書道パフォーマンスを披露する。7月19日には同市の芦原温泉旅館協同組合会館で練習に励み、文字の大きさや全体のバランスなどを確認した。

 女将の会と青年部が一緒に表現できることから、書道パフォーマンスを選んだ。今年5月ごろに書きたい言葉のアイデアを募り、6月ごろから練習を始めた。本番の9月24日には女将の会の11人、青年部5人が参加する。

 この日は本番さながらに、Jポップや洋楽の音楽に合わせて練習。縦4メートル、横5メートルの紙に女将の会は「さあいくぞ 大切な仲間と共に」や「まぶしい未来へ 夢をつなごう」など次世代へつないでいく気持ちを、青年部は「私達が大切にしているお客様 温泉 あわら あふれる想い」など郷土愛を、体を大きく使いながらしたためた。

 参加者は、指導に当たっている書道グループ「玄恭会」の山下恭代代表らから「筆をたたきつけるように書くときれいに見える」などのアドバイスをもらっていた。

 女将の会の山口由紀さんは「これまでの練習の成果を精いっぱい発揮したい」と意気込んでいる。

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