江戸時代や明治時代の売薬版画が並ぶ企画展
富山県 富山・八尾 その他
北日本新聞(2023年7月20日)
富山の売薬が進物として全国の得意先に配った「売薬版画」を紹介する企画展が、富山城址公園内の富山市郷土博物館で開かれている。9月24日まで。 売薬版画は江戸時代後期から大正時代末期にかけて県内の版元や絵師、彫師が制作し、売薬によって全国に配布された版画。地方の庶民も手軽に入手でき、浮世絵文化の裾野拡大につながった。 展示では歌舞伎役者や七福神、日本の名所など、多様な題材の売薬版画約50点を飾る。前期展は8月18日まで。全ての作品を入れ替え、同19日から後期展を開く。
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