霞ケ城(丸岡城)伝説のドラゴンをイメージした画像生成AIのアート作品例

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AI活用の斬新アートを公募 「坂井市×紀元前」テーマ

福井新聞(2023年7月26日)

 福井県坂井市は7月25日、画像生成人工知能(AI)を活用したアート作品の全国公募を始めた。テーマは「坂井市×紀元前」。東尋坊や丸岡城など同市の観光素材を生かし、恐竜や怪獣などが登場する想像上の世界を自由に描いてもらう。8月25日まで。

 画像生成AIを使ったこれまでにない斬新なビジュアルで、市の観光プロモーションに役立てる狙い。一方で、応募者にとっては、AIに出す指示(プロンプト)を細かくすることで作品の精度が上がるため、創作過程で坂井市への理解が深まる効果もある。

 全国公募は、同市とAIアート展示販売の「#SOZO美術館」(東京都)を運営する海馬(同)、さらに移住促進プラットフォーム「たびすむ」を運営するBeA(同)の3者が合同開催。海馬がコンペを企画運営し、「たびすむ」の特設ページに応募概要などの詳細な情報を載せる。

 応募は「#SOZO紀元前坂井市」「#SOZO美術館」のハッシュタグを付けて、ツイッターやインスタグラムなどの会員制交流サイト(SNS)で画像を投稿する。使用する画像生成AIのソフト、応募点数に制限はない。

 入賞15作品を選び、特に優秀な2点をグランプリとする。9月上旬、池田禎孝市長や#SOZO美術館の北村勝利館長らが審査する。グランプリ受賞者には賞金5万円が贈られるほか、作品は坂井市ふるさと納税返礼品として採用される。入賞作品は市内で展示し、市のホームページに掲載する。

 市は8月14日、全国公募参加者向けのAIアート教室を開く。申し込みは専用フォームから。

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