富山県黒部市前沢地区の休耕田などを活用して植えられたヒマワリが、見頃を迎えている。29日は栽培した農業団体のメンバーや子どもたちが本野集落の畑を訪れ、眺めて楽しんだ。
同地区では昨年、住民らが枕野集落などの約4ヘクタールでヒマワリを育て、大勢が観賞に訪れた。今年は栽培を本格化しようと、有志が農業団体「黒部ファーストペンギンプロジェクト」を結成。栽培箇所を増やし、面積は約9ヘクタールまで広げた。
本野集落の畑では、高さ2メートルほどのヒマワリが一面に咲きそろった。
ヒマワリは各集落で順に見頃を迎え、8月中旬まで楽しめる見通し。交通混雑を避けるため、同月5、6、11日には市がシャトルバスを運行する。バスは道の駅KOKOくろべ発で、ヒマワリ畑を経由しくろべ牧場まきばの風に向かう。