えちごトキめき鉄道(新潟県上越市)は、リゾート列車雪月花のプレミアム鉄印を発売した。鉄印は、寺社を巡って集める御朱印の鉄道版。上越産の意匠性チタンをメッキ加工したもので、雪月花運行開始7周年を記念して企画した。
トキ鉄はこれまで、地元高校生がデザインしたものや、人気ゲーム「桃太郎電鉄」とコラボしたものなど約3万枚の鉄印を販売。第三セクター鉄道等協議会に加盟する40社の中でもトップの販売枚数で、金属製は初めてという。
プレミアム鉄印は虹色と薄い青の2種類。山を背景に走る雪月花が描かれている。日本製鉄(東京都)が上越市直江津地区の製造拠点で生産する意匠性チタンを市内の新和メッキ工業がメッキ加工したもので、シリアルナンバーも刻まれる。
トキ鉄営業担当課長の豊岡滋さんは「高級感ある上品なデザイン。乗車の記念にどうぞ」とPRしている。
10月31日までの受注販売で1万8千円(送料込み)。直江津駅や糸魚川駅、または雪月花車内にある申込用紙に記入し、料金を支払う。問い合わせは、えちごトキめき鉄道、025(546)5520。