福井県あわら市の金津創作の森美術館で開かれている「原田治展『かわいい』の発見」(福井新聞社共催)の来場者が8月24日、1万人を突破した。
1万人目は愛知県一宮市の花井俊二さん家族で、妻と長女、次女の4人で訪れた。金津創作の森財団の大代紀夫理事長から、俊二さんと次女の有香さんに、タオルやエコバッグなど「OSAMU GOODS(オサムグッズ)」一式が贈られた。
花井さん一家は前日、車で福井入りしてから同展開催を知ったと言い、この日朝、芦原温泉旅館から駆け付けた。俊二さんは「僕は福井へよく釣りに来るけれど、家族旅行では初めて。1万人目とはうれしい」と話し、有香さんは「このかわいいイラストには見覚えがある」と興味深げだった。
同展は1970~90年代、中高生の間で大ブームとなった「OSAMU GOODS(オサムグッズ)」の生みの親イラストレーターの原田治さん(1946~2016年)のキャラクターグッズなど約400点を展示。女性客を中心に来場数がハイペースで推移している。9月24日まで開かれている。