オリジナルの「黒部組合ラーメン」を紹介する(左から)桶屋組合長と本瀬さん

オリジナルの「黒部組合ラーメン」を紹介する(左から)桶屋組合長と本瀬さん

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コロナ禍の支援にラーメンで恩返し 黒部飲食業組合、17・18日のフェアで販売

北日本新聞(2023年9月13日)

 黒部飲食業組合(桶屋正喜組合長)がオリジナルのラーメン「組合系総本山 黒部組合ラーメン」を考案した。新型コロナ禍で飲食業界が打撃を受ける中、支えてくれた市民らへの感謝の気持ちを込めたメニュー。17、18の両日、黒部市総合体育センターで開かれる商工業の祭典「くろべフェア」で販売する。

 黒部飲食業組合は黒部市内の飲食店約40店が加盟。これまで組合員が「くろべフェア」などに合同で参加したことはあったが、協力してオリジナルメニューを考案したのは初めて。

 企画担当の本瀬藍一朗さんによると、コロナ禍で組合員の店舗は売り上げが落ち、経営が危機に陥った店もあった。そんな中でもひいきにしてくれる市民らが店に通い、温かい声をかけてくれたという。励まされた経営者は多く、「恩返ししたい」と同組合でオリジナルメニューを考案することにした。

 幅広い年代に楽しんでもらえるようメニューはラーメン。豚骨しょうゆ味で手作りのチャーシューや黒部産のネギを添えた。1杯700円。2日間で500杯を用意する。桶屋組合長と本瀬さんは「何度も話し合ってようやく完成した。ラーメンを通して、お客さんに感謝を伝えたい」と話している。

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