勝興寺(富山県高岡市伏木古国府)の国宝指定1周年を祝い、ライトアップ企画「黄葉(こうよう)フェスティバル」が10、11月に同寺で行われる。国宝に指定された本堂を中心に照らし、真宗寺院として全国随一の規模を誇る大伽藍(がらん)を幻想的な雰囲気に包む。
会期は10月7~9日と11月3~5日で、時間は各日午後5時半~同8時。本堂や唐門をLED照明60基で照らす。ライトアップに合わせ、境内で多彩な催しを用意。伏木高校琴部の演奏、同校書道部のパフォーマンス、高岡龍谷高校生徒によるよさこい、伏木中学校生徒の奉納弓道大会などでにぎわいを創出する。
国宝指定を記念した企画展「縁(ゆかり) 歴史を支えた人々」も9月30日~11月5日に同寺で開かれ、寺宝の工芸品や古文書が展示される。
黄葉フェスティバルは勝興寺と勝興寺文化財保存・活用事業団、新風会、高岡商工会議所、北日本新聞社で構成する実行委員会主催。