能登町の内浦商店連盟協同組合の「子ども袖ギリコ・神輿(みこし)パレード」は15日、同町小木で4年ぶりに行われた。高さ1~1・5メートルの子ども袖ギリコ26基と子ども神輿1基が練り、16、17日に営まれる御船(みふね)神社の秋季祭礼「小木袖ギリコ祭り」の雰囲気を高めた。
小木では子どもが生まれると小型の袖ギリコを作る風習がある。小木港には各家庭から子ども袖ギリコが集まり、幼児と児童が「よいとしょー」の掛け声とともに元気よく引いた。
16日に営む祭礼の宵祭りは神輿(みこし)と幅約8メートル、高さ約5メートルの袖ギリコ計9基が御船神社に向かい、急傾斜の石段を駆け上がる。