運転士に花束を渡す佐々木陸人ちゃん(左から2人目)と芽依ちゃん(同3人目)

運転士に花束を渡す佐々木陸人ちゃん(左から2人目)と芽依ちゃん(同3人目)

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秋の「くろワン」スタート 黒部で出発式、公共交通500円で乗り放題

北日本新聞(2023年9月17日)

 「黒部ワンコイン・フリーきっぷ『楽駅停車の旅』2023秋」(くろワンきっぷ)が16日、黒部市内でスタートした。10月29日までの土日曜と祝日、11月26日に市内公共交通の指定区間が1日500円で乗り放題となる。初日は富山地方鉄道電鉄黒部駅で出発式が行われた。

 公共交通の利用を促そうと、NPO法人黒部まちづくり協議会と黒部ワンコイン・プロジェクト、富山地鉄が毎年春と秋に企画し、34回目を迎えた。

 出発式では、同プロジェクトの菅野寛二リーダーと富山地鉄の竹澤準鉄軌道部長、武隈義一市長があいさつ。ことしは旧黒部鉄道(富山地鉄の市内区間)の全線開通100周年に当たることに触れ、「ぜひ電車やバスで出かけてほしい」などと述べた。愛児保育園の年中児19人が「くろワン体操」の歌と踊りを披露。ホームで同園の双子、佐々木芽依ちゃんと陸人ちゃんが運転士に花束を贈った。

 乗り放題となるのは、富山地鉄の市内区間(電鉄石田-宇奈月温泉)と路線バスの新幹線市街地線、生地循環線。期間中は公共交通を生かしたイベントも企画する。北日本新聞社共催。

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