2024年3月16日の北陸新幹線開業を控えたJR芦原温泉駅の半年前イベントが9月24日、駅周辺一帯で開かれた。駅西口周辺のメイン通りを歩行者天国にしてパレードを行ったほか、にぎわい施設アフレアではダンスや音楽ライブ、書道パフォーマンスなど多彩なイベントが繰り広げられ、大勢のあわら市民らで盛り上がった。
前日の検車車両による走行試験開始にあたり歓迎式典が開かれた同駅。歓迎ムードをそのまま「あわら新幹線歓迎会」の名称でイベントに引き継いで市が開いた。
パレードは、歩行者天国となった約100メートルで行われた。市内の企業やスポーツ少年団など16団体から約250人が参加して練り歩いた。アップテンポな音楽に合わせ、県内で活動するテーマパークダンスグループ「DDD」が先導してスタート。特別ゲストのAKB48メンバー橋本陽菜さんや森之嗣市長は、新幹線県内開業日が書かれた幕を持ちながら歩いた。沿道からは声援が送られた。
アフレアホールでは、橋本さんのミニライブや、子どものダンス、「あわら温泉女将(おかみ)の会」による書道パフォーマンスなどが繰り広げられた。
アフレア入り口には大きなメッセージボード2台が設置され、家族連れらが北陸新幹線開業を待ちわびる気持ちを書き込んだ。