富山県射水市で受け継がれる海老江、新湊、大門の三つの曳山(ひきやま)まつりの魅力を発信しようと、運転代行業の酔助(よいしょ)代行(射水市作道・新湊)が随伴用の軽乗用車に曳山のデザインを施した。
同社は、県の中小企業を対象にしたビヨンドコロナ補助金を活用し、軽乗用車3台を購入した。運転代行業者として地域を活気づけたいと考え、車体の側面に曳山の絵をあしらった。
26日、同社の川波正樹社長と八嶋浩久射水市曳山協議会長が同市八幡町(新湊)の放生津八幡宮を参拝し、交通安全を祈願した。川波社長は「射水市の曳山をアピールし、祭りを盛り上げたい」と話した。
市内では23日に開かれた海老江(新湊)を皮切りに、10月1日に新湊、同8日に大門で曳山まつりが開かれる。