炊きたての新米のおいしさを知って、福井県坂井市の米の消費を促すイベント「さかい米フェス」が10月7、8日、同市春江町のゆりの里公園で開かれる。市内米農家が会場で炊いたコシヒカリと地元食材などを使ったバラエティー豊かなおかずを味わうことができる。
一般社団法人「坂井市まちづくりセンター」が主催し、昨年に続き2回目。米のPRに加え、生産者と消費者の交流機会をつくることで、食育効果や販路拡大、担い手不足の解消も期待する。
つづりのチケットを購入し、ごはんや、旬の魚や若狭牛、伝統野菜「越前白茎ごぼう」を使った約40種のおかずと交換。芝生広場で飲食ができ、シートやテントの持ち込みは自由。
米の直売や若手農業者の団体による羽釜の炊飯ワークショップがあるほか、8日は、茶わんや箸、米袋を再利用したかばんなど米をコンセプトにしたマルシェも開く。