立山町無形文化財の宮路獅子舞が15日、同町宮路地区で行われ、収穫に感謝を込めて宮路獅子舞保存会が勇壮な舞を繰り広げた。
宮路神明宮で奉納した後、地区を回った。岩峅保育所前では「金蔵獅子」を披露。獅子を退治しようとして、けがを負った男が介抱され、再び立ち向かう演目を中学生が演じた。獅子が一斉に舞う「道引(みちびき)」や、子どもたちによる「あねま獅子」なども披露した。
宮路獅子舞は、飛騨地方から富山市楡原(細入)を経て伝えられたとされ、県の獅子舞百選に選ばれている。新型コロナの影響で2020、21年は中止になり、昨年から時期を春から秋に移した。