新潟県上越市の一大地酒イベント「第１８回越後・謙信ＳＡＫＥまつり」が１０月２１、２２の両日、高田本町商店街で開かれる。新型コロナウイルス感染拡大で縮小や制限が続いていたが、今回は４年ぶりに食べ歩きを解禁。２０日には秘蔵酒が味わえる前夜祭や酒販店による試飲イベントも開かれる。

　ＳＡＫＥまつりの会場となる本町３、４、５の商店街は歩行者天国になり、上越、妙高両市のほか、佐渡市や長野県などからも酒蔵が集まる。過去最多の３１団体が試飲ブースを設け、飲食店や物販は４７店が出店する予定。商店街の１５店舗では、酒蔵とコラボし日本酒や酒かすを使った限定メニューを用意する。

　試飲チケットは１日２千円、２日間共通は３千円。当日会場で販売する。

　開催時間は１０月２１日が午前１１時〜午後７時、２２日は午前１０時〜午後４時。

　今年初めて開催する前夜祭「越後の酒、宵呑（の）み祭」は１０月２０日、デュオ・セレッソ（上越市西城町３）で午後６時半〜９時。参加費は１万円で、ＳＡＫＥまつりの試飲チケット１日分が付く。先着２００人。申し込みは（０１２０）２６４０００。

　上越地域の酒販店９店がおすすめの日本酒を紹介する「サカヤノススメ。－１３９」は２０日、高田まちかど交流館（上越市本町３）で午後５時〜８時半。当日入場券２千円。申し込み不要。

　ＳＡＫＥまつりの問い合わせは実行委員会事務局、０２５（５２１）２６２７。