富山県黒部市の東布施地区で活動している布施谷(ふせんたん)ふるさと活性化委員会(岩田善治会長)は、29日に東布施公民館で開く「布施谷まつり」で地元の棚田米を限定販売する。寒暖差が大きいため同地区ではおいしいコメが育つとされ、まつりの目玉にしたい考えだ。
布施谷まつりは同地区の特産品をPRしようと1998年から開き、26回目。今回は初めて、地区内の田籾集落で採れた棚田米2キロ20袋を用意する。
このほか、山菜ヨモギそばやイワナの炭火焼きなどを販売。恒例のヨモギ餅の振る舞いもある。
岩田会長は「棚田米のおいしさには自信がある。多くの人に訪れてもらいたい」と話している。