11、12の両日に富山県砺波市の庄川水記念公園で開かれる「庄川ゆずまつり」の眞田猛実行委員会会長が7日、市役所を訪れ、夏野修市長に今年の庄川地域特産「庄川ゆず」の生育状況や品質を説明し、同まつりをPRした。今年は豊作で、実はやや小ぶりだが香りが強く質は上々という。
同まつりでは、生ユズのほか、ユズ餅、ユズみそなどの加工品を販売する。近年は新型コロナや不作の影響で、ドライブスルー販売をしたり購入制限を設けたりしたが、今年は購入制限がなく、うどんやそばなどの飲食ブースも設置し、4年ぶりの通常開催となる。
眞田会長は「ようやく以前のゆずまつりを開くことができる」と喜び、市長は「庄川ゆずは地域の人たちがつくり上げてきたブランド。大切にしていってほしい」と話した。