魚沼ほろ酔い祭りで提供される八海醸造の日本酒=南魚沼市長森

魚沼ほろ酔い祭りで提供される八海醸造の日本酒=南魚沼市長森

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雪室熟成、スパークリング、クラフトビールに甘酒も 酒どころの魅力集めた「魚沼ほろ酔い祭り」 11月11、12日に南魚沼市のJR浦佐駅で

新潟日報(2023年11月8日)

 新潟県魚沼地域の日本酒を楽しむイベント「魚沼ほろ酔い祭りin浦佐」が11月11、12日に南魚沼市のJR浦佐駅で開かれる。越後三山を望む会場に、3市2町の九つの酒蔵が並ぶ。豊富な雪解け水に恵まれ、全国有数のコメの産地としても知られる酒どころの魅力を発信する。

 南魚沼市大和地域で活動する、やまと地域づくり協議会を主体とする実行委員会が主催し、魚沼地域の各自治体が共催する。2019年に開かれた同様のイベント「米と酒 魚沼の陣」で約8千人が来場したことから、にぎわいの創出を目指して開催を模索。新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、新たな形での開催を決めた。

 各酒蔵は代表銘柄のほか、地域や季節の限定酒や今年発売の新銘柄などをそろえ、多彩な日本酒が並ぶ。

 八海醸造(南魚沼市)は大吟醸や限定酒に加え、同醸造の近年の新たな代名詞にもなっている雪室熟成やスパークリングといった日本酒を用意。クラフトビールや、コーヒーなどを加えてアレンジした甘酒も提供する予定で、「商品の幅広さを知ってもらえたら。他の蔵も含めて飲み比べをして、新しい日本酒との出合いや地域の魅力を楽しんでほしい」と語る。

 食事も新米コシヒカリのおにぎりやアユの炭火焼きなど豊富にそろう。実行委員長の上村勝さん(68)は「(主催団体としては)初めての取り組みで手探りだが、イベントの定着化を図り、観光や交流人口の増加につなげていきたい」と話した。

 11日は午前10時〜午後6時、12日は午前9時〜午後4時。入場無料。日本酒の試飲チケットは11枚つづり1冊2千円で、銘柄によって必要枚数が異なる。2日間で5千冊を予定し、両日とも午前9時から浦佐駅1階で販売する。

 問い合わせは実行委事務局、025(788)0846。

詳細情報

リンク
魚沼地域9酒蔵が揃うイベント「魚沼ほろ酔い祭りin浦佐」が開催されます - 南魚沼市 https://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/docs/51360.html
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