新潟県の南魚沼産コシヒカリをＰＲしようと、南魚沼市観光協会が展開するキャンペーン「本気（マジ）丼」の冬シーズンが始まった。キャンペーンに目新しさを出そうと、初めて秋と冬の２部制を採用。スキー場のゲレンデでも展開し、観光客らに地域の魅力を発信する。

　本気丼は２０１５年度に始まり、飲食店が南魚沼産コシと料理を一杯の丼にして提供するキャンペーン。新米が提供される１０月から約５カ月間行われる。ブランド米として知られる南魚沼産コシを満喫してもらおうと、大盛り無料のサービスを展開する。

　冬の本気丼は１２月１６日から２０２４年２月２９日までで、秋の本気丼からメニューを変更。１８店舗が２０種類の丼を用意し、価格は７８０〜２８８０円。冬から新たに参加する店舗や、塩沢商工高校（南魚沼市泉盛寺）の生徒とコラボした丼も提供される。

　本気丼を担当する市観光協会の鈴木舞花さん（２５）は「ウインタースポーツを満喫し、本気丼を通じて南魚沼の食を感じてもらいたい」と話した。