「辰」の絵馬の開眼作法を行う中田管長

「辰」の絵馬の開眼作法を行う中田管長

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鐘撞堂絵馬に迫力の辰 上市の大岩山日石寺、廃材活用の灯明も設置

北日本新聞(2023年12月28日)

 「大岩のお不動さん」として親しまれている真言宗の古刹(こさつ)、大岩山日石寺(上市町大岩)は27日、鐘撞(かねつき)堂の絵馬を、来年の干支(えと)である「辰(たつ)」に掛け替えた。初護摩祈願を行う本堂で大みそかから1月5日まで初めて「灯明(とうみょう)」を設置することになっており、試験的に明かりをともした。

 絵馬は、門前に工房を構える仏師の住吉太雲さんが制作。これまでにも干支の絵馬を手がけてきた。毎年12月27日に掛け替えており、辰の絵馬は細かな造形と紅白の彩色による迫力が目を引く仕上がり。中田弘乘(こうじょう)管長が27日、開眼作法を行った。

 日石寺は今年6月、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、「SDGs宣言」を行った。灯明はこの宣言に伴い、住吉さんが住宅用建材の廃材を活用して制作。初護摩祈願で灯明を設置するのは初めてで、地元企業などから受け付けた108の願い事を貼り、ろうそくで明かりをともす。

 これまで鐘撞堂に掛けた絵馬は門前の寺カフェ「大岩甘露 まめぼう豆(ず)」2階の工房で展示しており、見学することができる。中田管長は「正月は気持ちを切り替えるきっかけになる。ぜひ祈願に来て、切り替えてほしい」と話している。

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