地場産大豆やコメで仕込む「黒部名水糀みそ」。生産が本格化している=JAくろべ大布施味噌加工場

地場産大豆やコメで仕込む「黒部名水糀みそ」。生産が本格化している=JAくろべ大布施味噌加工場

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名水糀みそ、生産本格化 黒部市、懐かしい味わい

北日本新聞(2024年1月13日)

 黒部市の地場産大豆とコメ、名水を使った「黒部名水糀(こうじ)みそ」の生産が本格化している。添加物不使用で、昔ながらの懐かしい味わいが特徴。12日は同市金屋のJAくろべ大布施味噌(みそ)加工場で加工作業が進められた。

 同JAから委託を受けたグリーンパワーくろべの社員らが、大豆「エンレイ」を圧力釜で蒸し、ミンチ状にした。つぶした大豆にコシヒカリを発酵させた糀と塩、水を混ぜて袋詰めした。

 加工作業は今月から始まり、3月半ばまで例年並みの約30トンを生産する。注文販売が中心で、10キロ4070円。半年ほど熟成させると食べ頃になる。既に熟成させたパック詰めは道の駅KOKOくろべで販売している。

 同社の草野克弥代表は「体に優しくて、おいしいみそ。多くの人に味わってもらいたい」と話した。問い合わせは同加工場、電話0765(54)2995。

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