東日本大震災を記録した写真を背に語る山内館長=黒部市美術館

東日本大震災を記録した写真を背に語る山内館長=黒部市美術館

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震災機に日常見つめる 黒部市美術館で「海と生きる」展開幕

北日本新聞(2024年1月14日)

 企画展「海と生きる 記憶をたどる物語」が13日、黒部市美術館で始まった。リアス・アーク美術館(宮城県気仙沼市)による「東日本大震災の記録」と黒部市民らの制作物を飾る「わたしたちの場所から」の2部構成で、震災を機に日常を見つめ直す機会を提供している。3月17日まで。

 「東日本大震災の記録」は、リアス・アーク美術館長の山内宏泰さんらが撮影した写真40点と、収集したタイル片やアイロンなどの日用品11点を展示。山内さんが解説し「地域の方々が暮らしてきた日常の積み重ねが文化。破壊された暮らしの痕跡や記憶を消さない努力が必要」と語った。

 「未来に残したい風景」などをテーマに市民らから募った作品や、市内の小学校2校の出前授業で制作した絵画など123点も並ぶ。能登半島地震の直後とあってか大勢の人が訪れ、熱心に見入っていた。北日本新聞社共催。

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