坂井平野で羽を休めるコハクチョウの群れ=31日、坂井市坂井町西(杉本哲大撮影)

坂井平野で羽を休めるコハクチョウの群れ=31日、坂井市坂井町西(杉本哲大撮影)

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若葉色に映えるコハクチョウ 群れ羽休め 福井県坂井市の平野

福井新聞(2024年2月1日)

 福井県坂井市の坂井平野に、150羽を超えるコハクチョウの群れが飛来している。1月31日は大麦畑で餌をついばみ羽休めしていた。

 同市坂井町上兵庫から同町西にかけての田園には、冬場にコハクチョウが飛来する。日本野鳥の会福井県の組頭によると「例年、ロシア方面の大陸から冬場に南下してくる。坂井平野の冬水(ふゆみず)田んぼは居心地がよく、いいねぐらなんだろう」と言う。

 数日前から、150~200羽ほどが飛来。若葉色の大麦畑に白い群れが映えていた。カメラを手に撮影していた同市坂井町東荒井の住民は「夕日を浴びた姿は本当にきれい。何時間いても見飽きない」と遠目に見つめていた。3月中旬ごろまでには北へ帰るという。

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