復興支援イベントの打ち合わせを進める(左から)見角さん、中澤さん、北村さん=エール

復興支援イベントの打ち合わせを進める(左から)見角さん、中澤さん、北村さん=エール

富山県 黒部・宇奈月・新川 祭り・催し

能登への"エール"揮毫 親類被災の書家・見角さん(滑川)、地元のSCで4日イベント

北日本新聞(2024年2月1日)

 滑川市のショッピングセンター(SC)・エール内に店を構える事業者ら有志が4日、SC内で能登半島地震の復興支援イベントを開く。母親が石川県輪島市出身で親類が被災した書家、見角竹城(みかどちくじょう)さん(46)=滑川市常盤町=が被災地へのエールを揮毫(きごう)。この作品に、復興を願う来店客の思いを書いてもらう。有志は「一般の人が能登半島に行くのが難しい中、気持ちを届けたい」と話す。

 見角さんの母親は滑川市内におり、叔母家族が輪島市で暮らす。地震によるけがはなかったものの、母親の実家でもある住宅は半壊。叔母らは現在、2次避難している。

 見角さんは毎年のように輪島市を訪れていた。よく足を運んだ観光名所「朝市通り」では大規模火災が発生、一帯が焼けた。「ニュースなどで悲惨な状況を見て、とてもショックだった」と話す。

 復興支援イベントは見角さんと、SC内で「蕎麦(そば)カフェ つるや」を運営しているNPO法人あすなろ倶楽部の北村憲幸理事長(75)、キャンドルを販売している空間灯(あか)りアーティスト、中澤泰一さん(45)が中心となって企画。SCの名称にもちなんで"エール"を送るとともに、子どもでも参加できる取り組みとして寄せ書きを思いついた。

 4日は午前11時から、生演奏に合わせて書をしたため、中澤さんが制作したキャンドルを並べる。募金箱も設置する。見角さんは「道路状況などもあり今は被災地に行くのは難しいが、何か手助けをしたい。そういう思いを作品に込めたい」と意気込む。

 作品はイベント後も店内に展示し、来店客が自由にメッセージを書くことができる。3月20日には店内、同31日には近くの駅前中央公園に作品とキャンドルを飾り、灯りをともして鎮魂の祈りをささげる。イベントは北日本新聞社後援。

えきねっと びゅう国内ツアー

黒部・宇奈月・新川 ニュース