大正や昭和の温泉街を記録した写真

大正や昭和の温泉街を記録した写真

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街や鉄道の歴史知って 富山県黒部市の宇奈月温泉駅で写真展、大正~平成の変遷紹介

北日本新聞(2024年2月3日)

 富山県黒部市の宇奈月温泉開湯100周年と富山地方鉄道・宇奈月温泉駅の開設100周年を記念して、温泉街や鉄道の歴史を振り返る写真とパネルの展示が、同駅で行われている。ホームには100周年の歓迎看板が設置され、冬の温泉街を訪れた観光客らを楽しませている。3月31日まで。

 宇奈月温泉駅の前身となる桃原駅は1923年11月に設けられた。宇奈月温泉の開湯も同じ時期で、いずれも2023年11月に100周年を迎えた。

 展示は、節目を盛り上げようと富山地鉄が企画。大正から平成にかけての温泉街の風景や路線の変遷、県内の鉄道を一体化しようとした創業者、佐伯宗義の構想などを写真とパネルで紹介した。温泉街の写真には、昭和初期にあったプールや、同社が所有していた弥太蔵発電所など、今は見ることができない光景も収められた。

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