落語会への来場を呼びかける田島正啓さん(左)と由佳さん=福井県福井市浜別所町のなつめカフェ

落語会への来場を呼びかける田島正啓さん(左)と由佳さん=福井県福井市浜別所町のなつめカフェ

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露の棗さん(落語家)、福井市「なつめカフェ」で2月17日高座

福井新聞(2024年2月14日)

 福井県福井市浜別所町の「なつめカフェ」で2月17日、落語家露(つゆ)の棗(なつめ)さん(33)=大阪府=による落語会が開かれる。カフェのある棗地区と「棗」が共通することから住民が地区のPRに一役買ってもらえたらと打診して実現。落語を通じて住民と交流し、地区の魅力を伝えていく。

 露の棗さんは2014年に上方落語家露の都さんに入門した。カフェを運営する住民有志グループ「なつめ応援団」の田島正啓さん(50)が落語ファンで、露の棗さんの名を知り交流をお願いした。「名前がきっかけで知っていただけてラッキーだなと思った」と露の棗さんは快諾。昨年9月、同地区に招かれカフェや畑を見て回った。「初めて訪れたが、穏やかな場所だと思った」という。

 正啓さんと妻で地域おこし協力隊の由佳さん(49)は「普段『棗』という字は見かけないが、露の棗さんの名前を見たときにいつか落語会を開けたらと思っていた。ぜひ地区の人に楽しんでもらえたら」と来場を呼びかけている。

 午後3時から。料金はお茶とぜんざいが付いて事前予約で1500円、中学生以下は800円、当日は2千円で中学生以下は千円。先着30人。予約は正啓さん=電話090(1408)8905、メールアドレスtajjie@mac.com。

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