魚津水族館(魚津市三ケ)は「サンゴの日」の5日、沖縄県宮古島の養殖サンゴで作られた水筒「海のマイボトル」の販売を始めた。入館者特別価格3千円で、1本につき100円を養殖活動に寄付する。
減り続けているサンゴ礁の現状を知ってもらうとともに、養殖活動の支援を通して海の生物多様性を守るのが狙い。
サンゴ養殖は宮古島で一般社団法人伊良部島環境協会が取り組んでいる。マイボトルは容量420ミリリットルで、素材の20%に成育しなかったサンゴの骨格を使用。環境問題改善に関する事業を展開している「アサヒユウアス」(東京)が手がけた。
同館は趣旨に賛同し、2階の「うおすいショップ」で販売。3階のサンゴ礁コーナーでは水槽横にサンゴの現状を伝えるパネルを展示している。