ほたるいかミュージアムの今季の「ほたるいか発光ショー」が3月20日、富山県滑川市中川原の同ミュージアムで始まった。ホタルイカの幻想的な青白い光が目の前に浮かび上がると、訪れた親子連れらが「すごい」と歓声を上げた。ショーは5月下旬までを予定している。
生きたホタルイカは滑川漁業協同組合が滑川沖で水揚げしたもので、ライブシアター内の網を模した特殊な水槽で泳ぐ。スタッフが照明を落としてホタルイカの体に刺激を与えると、青白い光が現れた。家族3人で来た富山市の花井汰一ちゃん(2)は「ピカピカしていた。すごかった」と話した。
ショーは1時間に2回程度行う。生態や漁などを紹介する映像を上映するほか、スタンプラリーも実施。生きたホタルイカを手で触ることができる「タッチプール」もある。