白い仏炎苞が開き始めたミズバショウ

白い仏炎苞が開き始めたミズバショウ

富山県 富山・八尾 花・紅葉

ミズバショウもうすぐ見頃 富山・八尾町村杉

北日本新聞(2024年3月31日)

 富山市八尾町村杉の村杉道子さん(92)方の庭で、自生するミズバショウの白い仏炎苞(ぶつえんほう)が姿を見せ、春の訪れを告げている。4月10日ごろに見頃を迎え、約1カ月楽しめる。

 平安時代から続くという村杉さん方は、同市八尾町中心部から約2キロ離れた山あいにある。広さ約1500平方メートルの庭には水が湧き出る湿地があり、約60年前からミズバショウが自生している。現在は約千株が育っており、毎年、県内外から多くの人が観賞に訪れるという。

 今年は20日ごろに開き始めた。30日は、村杉さんの孫夫婦やひ孫が訪れ、かれんな仏炎苞を眺めた。村杉さんは「もうすぐ見頃を迎える。きれいな姿を見に来てほしい」と話した。

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