新企画の意見を出し合う実行委員会のメンバー=魚津市大町コミュニティセンター

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魚津の蜃気楼バザール、盛り上げるぞ 初回は21日

北日本新聞(2024年4月12日)

 魚津市で開かれ、23年目となる月例市「蜃気楼(しんきろう)バザール」は、21日に今年の初回を迎える。実行委員会は新しいメンバーを加え、巨大こいのぼり作りなど新たな体験型イベントを企画。「魚津を盛り上げたい」と知恵を絞り、準備に励んでいる。

 魚津市制50周年記念事業で始まった蜃気楼バザールは毎年、4~11月の第3日曜に実施している。昨年に電鉄魚津駅前公園から新川文化ホール芝生広場に会場を移すと、来場者が増加。県内各地から多くの人でにぎわい、出店数も2~3倍になった。

 開催場所の変更に伴い、実行委のメンバーも増加。今月1日の会合では、初回の開催に向け「大人も子どもも楽しめるように」「来てくれた人が元気になって帰ってほしい」との思いを共有した。

 初回は21日の午前10時~午後3時に開き、「ドローン体験」や、来場者の手形で巨大こいのぼりを作る「みんなde手形アート」など新たな企画を実施する。物販は飲食を含め約40店舗が並び、ステージでは30分間隔で市内外のアーティストのライブやビンゴ大会などの催しが行われる。

 7月はミラージュランドの芝生広場で開くほか、8月は夜間開催でろうそくに明かりを照らし、幻想的な空間を演出する。村上睦子代表(65)は「どんどん規模が大きくなってきた。魚津を元気にして『また来たい』と思ってもらえるバザールにしたい」と話している。

 実行委は、出展者や出演者、ボランティアスタッフを募集している。問い合わせは村上代表、電話090(1312)3664。

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