魚津市長引野の「長引野ユリ見本園」が1日、西布施地域活性化センターそばのほ場で始まった。約10アールに25品種4375株のユリが植えられ、訪れた人が色とりどりに咲き誇る花と甘い香りを楽しんでいる。20日ごろまで。
農事組合法人長引野(谷崎雅彦組合長)の農家15軒が4月に球根を植えた。6月下旬から咲き始め、品種ごとに順次、見頃を迎える。
現在は花びらが大きいピンク色の「プロベチョ」や鮮やかな黄色の「イエローウィン」が咲いている。過去2年間不作だった1番人気の「カサブランカ」も順調に育っており、15日ごろに見頃を迎える見通し。
開園は午前9時~午後5時で入場無料。ユリはその場で購入できる。切り花1本600円、球根付き1本1100円。