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ダリ版画展、21日開幕 福井市美術館

福井新聞(2015年2月20日)

 夢や幻覚、無意識の世界を表現するシュールレアリスム(超現実主義)の巨匠サルバドル・ダリ(1904~89年)の展覧会「奇才・ダリ版画展」が21日、福井県の福井市美術館で開幕する。開幕を目前に控えた19日、会場では展示作業が行われた。

 同展は、ダリが生涯で1600点超を制作した版画に焦点を当てた。ダンテの「神曲」を題材にした連作100点や、ダリ特有のモチーフである「溶けた時計」「松葉づえ」が描かれた版画など、約220点を紹介する。

 展示作業が大詰めを迎えたこの日、スタッフは解説パネルの掲示や照明の微調整を行い、開幕に備えていた。

 同展は3月29日まで(月曜休館)。一般千円、高校大学生500円、小中学生200円(障害者手帳を持つ人と介護者1人、未就学児は無料)。2月22日と3月15日の午後2時から担当学芸員のギャラリートーク、3月22日午後2時からは大森達次・女子美大名誉教授の講演会がある。問い合わせは同館=電話0776(33)2990。

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