昭和30年代の福島潟周辺の暮らしなどを解説した展示=新潟市北区

昭和30年代の福島潟周辺の暮らしなどを解説した展示=新潟市北区

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往時の福島潟に思いはせ 生活用品など展示 北区・水の駅

新潟日報(2015年9月25日)


 新潟市北区の水の駅「ビュー福島潟」で10月4日まで、国営で干拓される前の福島潟の自然や、潟と人々の生活との関わりをテーマにした企画展が開かれている。

 潟が生活の中心にあった時代を振り返り、今後の潟との関わりを考えてもらおうと、ビュー福島潟が企画した。

 国営の干拓事業が進む前と現在で、生息する動植物を比較した図を展示。自然公園にいたるまでの潟の変遷が分かる。また、潟が生活に密着していた昭和30年代にも着目。潟で魚が捕れた時季や農作業の流れなどを一つにまとめた通年表を掲示した。家庭で使われていたかまやタライなども展示し、当時の生活に思いをはせることができる。

 北区内沼の主婦(77)は「子どもの頃、福島潟で舟に乗ってヒシの実を探し、おやつにしたことを思い出した」と話していた。

 月曜休み。大人400円、小中高生200円。問い合わせはビュー福島潟、025(387)1491。

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