越前町血ケ平の越前岬水仙ランドを明かりで彩るイルミネーションイベント「水仙岬のかがやき」が13日に始まり、オープニングセレモニーが行われた。約9千個のソーラー型LEDが一斉に点灯し、越前水仙の畑を幻想的に浮かび上がらせた。14日から一般公開される。
同ランド周辺の通年型観光を目指し、町民約30人でつくる「上岬地区を良くする会」が初めて企画した。
この日は町民ら100人以上が集まり、LEDを入れたペットボトルを2時間かけて設置した。自然豊かな同町をイメージした白や黄、緑などの明かりが一面に広がると、「きれい」と歓声を上げた。同会の川岸善和代表は「イルミネーションは水仙開花の時季以外の新たな魅力になる。多くの人に楽しんでほしい」と話していた。
5月8日までで、点灯時間は日没から4時間。午後5時以降は入場無料となる。