キャンドルの試作をする新潟経営大の学生=加茂市加茂

キャンドルの試作をする新潟経営大の学生=加茂市加茂

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あかりば趣新た 加茂で17、18日催し

新潟日報(2016年9月5日)

 加茂市の新潟経営大と市内の菓子店「京家」が協力し、市内で17、18の両日に開かれる「小京都を楽しむ会 AKARIBA(あかりば)2016」でのイベントを企画している。両者はあかりばを盛り上げようと準備を進めている。

 新潟経営大の伊部泰弘教授のゼミは2010年からヒマワリを町おこしに活用する「加茂ヒマワリスプロジェクト」を行い、昨年はその一環で京家とクッキーなどを作った。ことしは4月に京家が加茂山公園内に開いた茶屋「椿の家」でゼミ生が販売実習を行っており、椿の家はゼミ生の拠点的な場所になっている。

 あかりばでは、ゼミ生が、椿の家でカップル向けのキャンドル作り体験、公園内では子ども向けに輪投げなどの遊びを考えている。8月26日には、学生が椿の家に集まり、キャンドルを試作した。

 新潟経営大3年男性(20)は「イベントを行えば、椿の家もあかりばも盛り上がる。楽しんでもらいたい」と話す。京家の中林健社長(48)は「学生たちとは信頼関係ができていて、イベントもうまくいくと思う」と話している。

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 加茂市の穀町商店街では18日まで、あかりばをPRする写真展が開かれている。過去のあかりばの様子を撮った写真がアーケードや店舗内に飾られ、本番に向けて機運を高めている。

 あかりばを主催する加茂青年会議所(JC)が初めて企画した。一部は公募作品で、約50枚を展示。闇夜に浮かび上がるちょうちんや、メイン行事の「あかりの結婚式」などが写されている。

 加茂JCは「あかりばの昔と、ことしの様子を比べると楽しめる。来たことがない人には、写真を見て当日訪れてもらいたい」としている。

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