滑川市観光協会は、道の駅ウェーブパークなめりかわ内にある観光案内所に、市内から海側、山側をそれぞれ撮影したパノラマ写真をパネルにして設置した。
富山湾越しに見える陸地や、北アルプスの山の名称を案内所に尋ねる観光客が増えていることに対応。縦30センチ、横1・5メートルを2枚ずつ並べ、山や建物の名称も記している。
同協会事務局長の廣橋和親さん(55)が5月中旬の快晴の日に、案内所屋上の展望台で撮影。インターネット上の地図と、GPS機能を生かしたスマートフォンのアプリを駆使し、写真に写る山や建物の位置関係を調べて記した。廣橋さんは「同じ県内でも、見える景色が違うことをパネルを通して感じてほしい」と話している。写真のデータを市内の飲食店や公共施設に提供し、活用してもらう。