サバにちなんだイベント「第1回 38(さんぱち) 鯖の日 SABAEの日」が8日、古町商店街にある街なか休憩所「らてんぽ」(福井県鯖江市本町2丁目)で開かれた。丸焼きサバや焼きサバずしなどサバづくしの料理が提供され、大勢の人でにぎわった。
鯖江地区民有志で昨秋結成した「鯖江地区まちづくり応援団」が、サバの日の3月8日に合わせ企画した。
鯖江魚商協同組合や地区内の飲食店の協力を得て▽丸焼きサバ▽焼きサバずし▽棒サバずし▽へしこおにぎり-など7種類を販売。丸焼きサバは事前注文を440匹受けており、当日販売分の30匹もスタート20分後には売り切れていた。
丸焼きサバを6匹買った同市の男性(73)は「家族みんなサバが大好きだし、年に1回サバづくしの日があってもいい。サバと一緒に鯖江の名前も売れるといいね」と笑顔で話していた。
実行委員長の吉村明美さん(56)は「どれだけの人が来てくれるか心配だったが、予想以上の大盛況。来年以降続ける励みになった」と喜んでいた。