大手旅行会社ＪＴＢが２１日までに発表した花火大会についてのアンケート調査で、長岡まつり大花火大会が「旅先で行ったことがある花火大会」の１位となった。スケールの大きさや全国的な知名度に人気が集まり、今後見に行きたい花火大会でも全国花火競技大会（通称・大曲の花火、秋田県）に次いで２位に入った。

　アンケートは７月５～１２日にインターネット上で実施。花火大会は初のテーマで、２０代以上の約２千人から回答を得た。

　アンケートによると、長岡花火を見に行きたい理由では「テレビで見たが現地でも見たい」「花火の種類が豊富で規模が大きい」などの回答があった。

　日本三大花火大会に数えられる長岡花火は「海外の人にお勧めしたい花火大会」で隅田川花火大会（東京都）、大曲の花火に続いて３位にランクイン。「今後見に行きたい花火大会がある旅先」では、本県が秋田県に次いで２位になった。

　ＪＴＢ広報室は「長岡花火のツアーは定番商品だ。何度も訪れる人も多く、人気が表れたのではないか」と分析している。

　今年の長岡まつり大花火大会は、２０１５年と並ぶ過去最多の計１０４万人が訪れた。