福井県敦賀市神楽町2丁目のアクアトム内にある子どもの遊戯場「キッズパークつるが」の入場者数が2月16日、10万人を達成した。記念セレモニーが行われ、京都府の家族に記念品が贈られた。
キッズパークつるがは日本原子力研究開発機構の旧原子力PR施設を改修し、2017年3月26日にオープン。敦賀の自然をイメージする「野原」「山」「海」の3エリアに分け、国内最大級の繭型ネット「スーパーコクーン」などの遊具を備えている。
市の年間入場者目標5万7千人に対し、昨年度は5万2630人、本年度は今月14日時点で4万4594人が来場。来場者アンケートによると、5割前後が市民、県外客も2割程度訪れている。
記念セレモニーで渕上隆信市長は「アンケートで8割以上が満足と回答し、喜んでいただいていると思う」とあいさつした。
10万人目となったのは京都府長岡京市の会社員男性(42)家族。妻と子ども3人の計5人で初めて訪れ、渕上市長から記念品を手渡された。男性は「インターネットで調べたら、雨でも子どもが遊べそうな施設だったので。体を動かして楽しめるのが良い」と印象を語った。
3月16~31日は「キッズパーク・イースター」と銘打ったイベントを開く予定で、巨大段ボール迷路などが楽しめる。