ゴールデンウイーク後半の5月3日、第60回さばえつつじまつり(福井新聞社共催)が福井県鯖江市西山公園と同市中心市街地で開幕した。日本海側随一のツツジの名所として知られる園内で、11種類約5万株が新緑を背景に赤紫や白、ピンクの花を咲かせ、来園者の目を楽しませていた。5日まで。
同公園管理事務所によると、最多の3万株超を数えるヒラドツツジは、4月の気温が低かったため開花がやや遅れ気味。ただ、まつり期間中は好天が予想され、一気に開花が進みそう。「最終日の5日に見頃を迎えてほしい」と期待を寄せている。
親子連れらは、スマホやカメラで撮影しながら花景色を楽しんだ。石川県から家族で訪れた6歳の双子の姉妹、長戸希羽(のわ)さんと紗羽さんは「ピンクも紫もきれい」と鮮やかなツツジに"満開"の笑顔を見せていた。